「家事をやらない」究極を求めて得られるものとは

by sam

はじめに

「家事なんて1円にもならないから、仕事してる方が100万倍マシ。」

先日の井戸端会議で出た会話に、首がもぎ取れそうなくらい頷いたsamです。 

「帰宅したら家が綺麗になっていて、ついでにご飯までできていたらいいなあ。」

なんて、魔法のようなことを考えながら子どもを公園から連れ帰り、荒れ果てた部屋を見て5秒の沈黙とため息。撮り溜めたドラマの鑑賞なんてもう何か月もできていない。気づいたら一日が終わっている現実…。家事をやらないで、純粋に自分だけの時間が欲しい。専業主婦でも共働き家庭でも、思うことは同じではないでしょうか。

家事分担の現状

「令和元年度内閣府委託調査 令和元年度家事等の仕事のバランスに関する調査報告書」参照

旦那さんとは、どの程度家事を分担していますか?上のグラフからも分かる通り、共働き世帯において女性が行う家事の割合が圧倒的に多いことが分かります。仕事はやるけど家事はやらないなんて、なんたる不平等感!男女平等が叫ばれ、共働き家庭が増えても、家事の分担まで平等になるにはまだまだ時間がかかりそうです。

果てしない家事 

「ミステリと言う勿れ」という漫画をご存じですか?第1話で刑事さんのゴミ出しについて意見する主人公の整くんに私は拍手を贈りたい!「ゴミ捨て…どこからですか」「ゴミ捨てって家中のゴミを集めるとこから始まるんですよ。分別できてなかったらして、袋を取り替えて、生ゴミも水切ってついでに排水口の掃除もして、ゴミ袋の在庫があるかチェックして」「そこまでが面倒なんですけど」(「ミステリと言う勿れ」田村由美 小学館 より一部抜粋)

ここまで分かってくれる旦那さんをゲットできれば、ストレスは半減したと言っても過言ではないでしょう。ですが、旦那を「変える」のにも「代える」のにも時間がかかりますよね(笑)

「家事」と聞いて思いつくものを挙げてみましょう。食器洗い、料理、買い出し、ゴミ出し、食材管理、家計管理、そうじ全般(掃除機かけ、風呂掃除、トイレ掃除、コンロ掃除、換気扇掃除、サッシ掃除、窓ふき…)細かく挙げれば果てしない家事。一口に「家事」と言っても、毎日するものもあれば、たまにすればいいけれどすごく億劫なものまで様々です。

皆さんは一番どんな家事が苦手ですか?私はとにかく食器洗いが苦手で、いつも流しにある食器を見て見ぬふり。ひどい時には夕食作りの前に朝の食器を洗うという、自分の首を自分で締めている状態。インスタグラマーのような素敵キッチンになるのはいつになることやら。

家事は「自分で」やるかやらないか

自分が楽をして自分の時間を手に入れるには、家事をやらないのが一番手っ取り早い。共働きの友人が建てた家がかなり画期的だったので、ご紹介します。

とある洗濯機を置くことを想定して家を建てた友人の話

一番苦手な家事は掃除と洗濯!と言いきる私の友人の持論は「掃除はしなくても死なない(ドヤ顔)」。そんな彼女が家を建てることになりました。そこで考えたのは、「嫌い且つやらなければ生きられない=洗濯」をいかに楽するかということ。

働いていた保育園で全自動洗濯機を使ってみて、これだ!と思ったそう。洗剤の投入から乾燥までを全てやってくれる洗濯機。しかもスマホで遠隔操作までできてしまう代物。そもそも洗濯を自分でやらないという選択!

この洗濯機を置くことを想定して家を設計したので、家事をやらないどころか、日々の洗濯にかかる時間の節約、ランドリールームを作る場所の節約、夜中に洗濯することで光熱費の節約までしてしまったのです。

結果は大成功。「服も1着でいいのよ。朝起きたら昨日着たやつ乾いてるから、洗い替えも買わなくていいの。脱いだ服を入れとけば、寝てる時間に勝手に洗濯して乾かしてくれててさ。朝起きたらそれを着る。干すどころか畳んで仕舞う時間さえ0。とにかく洗濯系の家事はやらない。初期投資はかかるけど、それで得られる自分の時間は計り知れないよ。」

なるほど。彼女の話を聞いてすぐに今ある洗濯機をぶち壊したくなったのは私だけでしょうか。

自分でやらない家事を追及した結果、優秀な家電を手に入れて自分の時間をつくる友人のハッピーライフがとっても羨ましい。

家事を自分でやらないために他の方法はないのか

頼れる優秀家電に全て買い換えたい…。でもまだ使えるし、物を増やしたくない…。ていうか、むしろ誰かに家事をして欲しい。と思った時、共働きだとそもそも家に居ない旦那さんに家事をお願いするなんて想定の範囲外。実家の母が来てくれたって、ただでさえ腰が痛いのなんのって、どっぷり甘えることもできない。専業主婦の私が家事をやらないなんて、ただのボイコットにしかならない。誰か…この状況を打破してくれ、と思ったら、「私の家政婦ナギサさん」を思い出していました。目から鱗だったのが、OLの子が家事代行サービスを利用していたこと。「え、いいんだ。」私の正直な感想でした。家事代行=お金持ちのすることだと思っていたからです。

思い立ったが吉日。早速、人生初「家事代行」で検索してみると、驚くほどヒット!しかも、思っている以上に利用しやすい料金設定。会員登録も無料だったり、どんなサービスをしてもらえるのか動画で説明していたり、実際の利用者さんの口コミもあるから得られる安心感!

なになに?「具合が悪いときに家事をしてもらって助かった」「仕事に集中したいから家の掃除と料理をお願いした」「休日家事に追われず、普段できない時間を過ごすことができた」「栄養バランスのいい食事を作ってもらうようになり、体調がよくなった」

色々見ていくうちに、えっ、そんなことも頼んでいいのか~。家事は自分がやらなきゃいけない必須事項で、我慢してやらなければならないものだとばかり思っていたけれど、そんなことはないんだな。と、考えを改めるいいきっかけになりました。

家電を変えたり旦那を変えたりするのは難しいけれど(笑)家事をやらないで、人に頼んでしまうのも選択肢の一つかもしれませんね。

まとめ

いかがでしたか?「家事をやらない」ことは悪いことではありません。自分を大切にするためにも、家電をアップデートしたり「家事は頼る」という考えにシフトしたりしてみてはいかがでしょうか。

冒頭で述べた私の「帰宅したら家が綺麗になっていて、ついでにご飯までできていたらいいなあ。」という魔法のようなことは、意外と簡単に手に入る現実なのかもしれません。

『旦那を「変える」のにも「代える」のにも時間がかかりますよね(笑)』
頷きすぎてヘッドドレスが取れそうになりましたわ♪うふふ♪

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