冷蔵庫の卵収納は、パックのままでもいいの?

by 家事ヤランヌ編集部

冷蔵庫に卵を収納するときは、使い勝手の良さを第一に考えましょう。

ドアポケットの卵収納場所に移し替える、パックのまま入れておく、どちらでもOK。100均やホームセンターなどで収納ケースを別途購入し、ドアポケット以外のところに入れておく方法もあります。すぐ使う卵は劣化に神経質になるよりも、家庭での使用頻度に応じ、使いやすい状態で収納しておくことをおすすめします。


冷蔵庫の卵収納あなたに合うのはどれ?

冷蔵庫の卵の収納ケースは、ドアポケットに備え付けてあることが多いですね。しかし、本当にこの場所が最適なのか、それとも別の場所の方が良いのか、よくわからないまま使っている人も少なくないでしょう。冷蔵庫のドアポケットにケースが置いてあるのは「卵をここに入れてください」の意味ではありません。「ここに入れておけますよ」というひとつの選択肢にすぎないのです。

そこで「取り出しやすさ」「スペースの有効活用」「劣化や衛生面」の3つの観点から、おすすめの収納方法を紹介します。


取り出しやすさ重視の人は「ドアポケット」

動作を減らして家事を効率的

冷蔵庫に卵をしまうイメージ

卵の使用頻度の多い家庭では、取り出しやすいドアポケットがおすすめ。家事を効率化するには、いかに動作を減らすかも重要です。ドアポケットであれば「ドアを開ける、卵を取り出す、ドアを閉める」の3アクションで完了。しかし冷蔵庫の奥に入れると、収納方法によってはふたを開けたりケースごと一度出したり、あるいは他の食材を移動させたりする手間も発生します。

ほんの少しの差ですが、その「わずか数秒の手間を積み重ねないこと」が、家事の効率化につながります。

破損のリスクが低い

ドアポケットに入れておくと「開閉時の振動でヒビのリスクがあるのでは」と心配になる人もいるでしょう。しかし、よほど勢いよく閉めない限り、卵にヒビが入るほどの衝撃は加わりません。

また、ドアポケットに卵を収納しておけば、そこに触れるのは卵の出し入れをするときだけ。他の食材を取り出すときも、卵や収納ケースには触れずにすみ、うっかり落としてしまうリスクは低くなります。そう考えると、ドアポケットは卵にとって安全な収納場所といえます。

デメリットは「温度変化の影響を受けやすい」

ドアポケットは冷蔵庫内の奥に比べると、温度変化の影響を受けやすい場所です。「小さい子どもがつい開けっぱなしにしてしまう」などの状況が頻繁に起こるのであれば、奥への収納を検討した方がよいでしょう。

ただし、通常の開閉による温度変化に対しては、それほど神経質になる必要はありません。


スペースを有効活用したい人は「グッズの使用」

備え付けの卵収納ケースを移動させて活用

卵をケースに入れるイメージ

ドアポケットに置かれていることの多い卵の収納ケースは、取り外し可能なものがほとんど。外せばその空間に調味料や飲料など、他のものを収納できます。

取り外した卵ケースは、そのまま冷蔵庫の他のところに置いて卵を入れられますので、捨てずに活用してみましょう。

スペースに合った収納グッズを使用

卵が収納できるケースは、100均やホームセンターなどで販売されています。備え付けの卵ケースのように、ひとつひとつ立てておけるものから、パックごと入れられるものまでさまざま。注意点は、冷蔵庫の奥行きや棚の高さを考慮に入れること。その上で、使いやすいものを選びましょう。

【ふた付き】

卵のストックが多い家庭では、2段に重ねて収納できる、ふた付きのケースがおすすめ。1段で十数個入るものもあります。ケースごと運べるので、他の食材との兼ね合いで場所を変えたいときも、移動が簡単。

また、パックごと入れられるものは、買い物用として持っておくのもひとつのアイデア。かさばるのが難点ですが、袋詰めして帰宅するときに卵を破損から守ってくれます。

【引き出し式】

冷蔵庫によっては備え付けの機種もある引き出し式の卵収納。ボックス式なら積み重ねも可能です。一度にたくさん卵を使うときは引き出しごと外に出し、必要な分を取り出してから冷蔵庫に戻せば、破損リスクも下がります。ふた付きのケースと同様、卵のストックが多い家庭におすすめです。

【吊り下げ式】

高さのあるものとないものとが混在している棚には、上部にスペースが余っていることもありますね。そんなときにおすすめなのが、吊り下げ式のケース。特に小さめの冷蔵庫のデッドスペース活用として便利です。

デメリットは「破損のリスクが高い」

冷蔵庫の棚に収納する場合、取り出すときに他の食材と干渉するリスクを伴います。卵を扱うときは慎重になりますが、他の食材に対しては無頓着なこともあるでしょう。料理をする機会があまりない人は、無造作に中のものを取ろうとして、うっかり卵やケースに触れて落としてしまうかもしれません。料理をしない人でも頻繁に取り出すもの、たとえば飲み物やお菓子(ゼリーやヨーグルトなど)を卵の近くには置かないよう、リスク回避対策はとっておいた方がよいでしょう。


卵の劣化や衛生面が気になる人には「冷蔵庫の奥」

パックのまま入れておく

冷蔵庫の中の卵のイメージ

いちばん手軽なのが、パックのまま奥に収納しておくこと。他のものに触れないため衛生的で、また、上下に空間のあるパックは、卵を破損から守ってくれます。パックごと入れられるケースを使用するのもよいですね。ただし、買ってきた卵を冷蔵庫へ入れる前に、破損していないか、パックの上からでも確認を忘れずに。もし破損している卵があれば、できるだけ早く消費するようにしましょう。

凍結しないよう注意が必要

卵の1日の消費量が少ない家庭では、冷蔵庫で長めに保存しておくことになります。温度変化が少ない冷蔵庫の奥は最適ですが、冷気の吹き出し口近くに置いておくのは避けましょう。凍ってしまう可能性があるからです。凍って中身が膨張すると、殻が割れて雑菌が入り込む恐れがあります。また、凍った卵黄は解凍しても元には戻りません。同じ「冷蔵庫の奥」でも、場所には注意が必要です。

デメリットは「取り出しにくい」

冷蔵庫の奥に収納する場合、手前には他の食材を置くことになります。そのため、取り出すときは先に他のものを出したり横にずらしたりしなければなりません。冷蔵庫の奥は卵を保管するには最適な場所ですが、その分、使い勝手は悪くなります。先に使う分はドアポケットなどの取り出しやすい場所に置き、入りきらない分や買い足した分などを奥に収納するなどして、使い分けるとよいでしょう。


まとめ

冷蔵庫に卵専用のスペースが作られた理由は、ばら売りだった時代、卵を安全に収納しておくためでした。昔は卵の形に合わせたくぼみがドアポケットにあったため「卵を入れておくのはここ」のイメージが定着したのでしょう。しかし、今はパック売りが主流で便利なグッズもあり、卵の収納場所は自分で決められます。冷蔵庫は卵以外にもたくさんのものを収納しておくところ。毎日使うからこそ、ストレスの少ない使いやすい収納にしておきたいですね。

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