食洗機の時短効果は〇〇分!?3ヶ月あればコストを回収可能なワケ

by 家事ヤランヌ編集部

「毎日、忙しくて少しでも家事を時短したい」
「食洗機で本当に時短できるの?」
このように疑問に思っていませんか?結論として、食洗機を利用すれば、大幅な時短が可能です。また、時短できる時間を考えれば、50,000円からという食洗機の相場を考えても、十分に導入に値します。本記事では、食洗機の時短効果とコストについて解説していきます。

食洗機の時短効果

食洗機の時短効果は毎日約30分です。

2015年のパナソニックの調査によれば、食器洗いの頻度は「1日に2回以上」が91.4%、1回あたりの所要時間の平均は19.4分となりました。

ほとんどの方は1日に38.8分も食器洗いに費やしている計算です。

食洗機は性能によりこびり付いた油汚れ等は事前に落とさないと、使用後も汚れて残ってしまうことがあります。そこで、こびり付いた汚れをスポンジで簡単に落とすのに4分かけたとすると、1日に合計8分かけることになります。

食器洗いに費やす平均時間の38.8分から8分を引くと、約30分となり、1日あたりの時短効果は約30分だといえます。


3ヶ月あればコストを回収できる

食洗機は50,000円からが相場となっており、高いと感じるかもしれません。しかし、3ヶ月あればコストを回収できます。食洗機の時短効果は1日あたり30分。1ヶ月食洗機を利用すれば、合計15時間の時短が可能です。

日本全国の平均最低賃金が約1,000円であることを考えれば、15時間には最低1万5,000円の価値があります。

3ヶ月利用すれば、4万5,000円分の価値を発揮します。これは食洗機とほぼ同額です。

食洗機の耐用年数は平均5〜10年といわれます。計算すると食洗機を1台購入することで得られる時短効果は「365日×5年×0.5時間=912.5時間」です。

1時間の価値を1,000円とすると、91万2,500円分の価値があります。

時短の観点では、食洗機の購入は非常にリターンの大きい投資といえるでしょう。


食洗機のデメリット

食洗機のデメリットとして一般的に挙げられるのが、次の3点です。

  • 水道・電気代
  • 食洗機使用不可の食器の存在
  • 工事・取り付けるスペースが必要

これらのデメリットについて解説します。

水道・電気代

食洗機のデメリットとして心配される方が多いのが、水道・電気代が増えることです。

たしかに、水道・電気代は食洗機を使用することで上がります。

しかし、見落としてはいけないのが、手洗いをする場合、冬場など寒い季節にはお湯を出すためにガスを利用していることです。

TEPCO(東京電力)のサイトによれば、手洗いと食洗機で1回あたりにかかるコストは以下のようになっています。

手洗い/食洗機手洗い食洗機
料金ガス料金:23.9円水道代:15.12円電気料金:20.8円水道代:2.7円
合計39.02円23.5円

寒くなる11月〜2月までの4ヶ月間だけ手洗いでお湯を使った場合の年間の料金の合計は1万6,773円となり、たしかに食洗機を使った場合の1万7,155円よりわずかに安いです。

しかし、手洗いの際に普段からお湯を使っている場合、食洗機の方が料金を抑えることができます。

食洗機使用不可の食器の存在

鉄や錫、金やプラチナのメッキ加工が施された食器など、食洗機では使用を避けるべき食器も存在します。

しかし、磁気や陶器、ガラスなどほとんどの食器は食洗機を利用可能です。

また、食洗機を使用できない食器だけは手洗いしたとしても十分な時短効果を得られます。

コストの面でも、一部の食器を食洗機使用可能な食器に買い換えたとしても、十分にリターンを得られるでしょう。

家にある食器のほとんどが食洗機を使用できないといった特殊な場合を除けば、依然として食洗機の利用をおすすめします。

工事・取り付けるスペースが必要

工事・取り付けるスペースが必要と指摘されることがありますが、必ずしも必要ではありません。

食洗機は大きく分けて3種類あります。

  • ビルトイン型
  • 据え置き・卓上型
  • タンク型

ビルトイン型はシステムキッチンに取り付けることが前提となっており専用のスペースが必要になり、工事も必要です。

一方、据え置き・卓上型なら大きな給水ホースが届く範囲なら場所は選びません。食洗機に給水するための分岐水栓の取り付けは必要になりますが、作業は自分でも行えます。

また、分岐水栓の取り付けがいらないタンク型なら、どこにでも設置可能です。スペースを気にする必要はありません。工事も不要です。

タンク型は手動で給水を行う必要がありますが、次の3つの方法で対策できます。

  • 付属の容器ではなく、大きめの容器を用いて給水する
  • ウォータージャグ※を使用する
  • ホースを水道に取り付けて給水する

※キャンプやスポーツで使う大きい水タンク。栓を開けるとチョロチョロと水が出る

1度対策を行ってしまえば、それ以降は面倒な作業はありません。

十分に食洗機の時短効果の恩恵を受けられるはずです。


まとめ

本記事では食洗機の時短効果について解説してきました。
総務省の調べでは、日本人の平均余暇時間は平日で2.6時間、約150分です。
30分時短ができれば、余暇を20%増やすことができます。その余暇を家族サービスや、趣味、仕事などに使えば、より人生を充実させることが可能です。興味がある方は、ぜひ食洗機の導入を検討してみましょう。

食洗器もいきなり購入する前にレンタルしてみてはいかが?
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