「仕事が終わる夕方頃には、体は疲れていないけど目の奥が疲れてなんだか頭も痛い気がする」
そんな経験はありませんか?
現代人の目はパソコンやスマホなどを見る機会が多くなり、酷使されています。目を酷使し続けると疲れるだけではなく、視力の低下や肩こり、頭痛など様々な体の不調につながります。
今回の記事では、目の疲れの原因や症状、目の疲れを防ぐためにできる簡単な方法をお伝え致します。さらに、食事からも目の健康を守りたいという方のために目の疲れに効く栄養素と、簡単に取り入れられるレシピをお伝え致しますので最後まで読んで普段の生活に活かして下さいね。
仕事でパソコンを使う人の割合は〇〇%以上!想像以上に酷使される現代人の目
普段、仕事でパソコンを長時間使用したり、家でのリラックスタイムにスマホをたくさん見る方も多いのではないでしょうか。厚生労働省の調査によると、仕事でパソコンを使う人の割合は87%以上となっており、パソコン抜きには仕事ができない環境にいる方が多くなっています。仕事から帰っても、一日3時間ほどスマホを見る方が多く、思っている以上に目は酷使されています。
では、そもそもなぜパソコンやスマホを長時間見ると目が疲れるのでしょうか。それは目のピント調節機能に関係があります。
私たちはパソコンやスマホなど、近くのものを見るときには目の毛様体筋という筋肉を緊張させて、水晶体を厚くしてピントを合わせています。無意識のうちに、目の筋肉を長時間緊張させていることになり目が疲れてしまうというわけです。
その他、パソコンを使う時の環境も疲れ目には関係してきます。部屋が乾燥していると目が乾き、疲れ目の原因となる事があります。
お部屋の乾燥対策はお肌だけでなく目にも優しいのですわね♪
こんな症状が思い当たれば要注意!
では、疲れ目になるとどのような症状が出るのでしょうか。
頭痛、肩こり、充血する、ピントが合わない、まぶたが痙攣する、目がしょぼしょぼするなどの症状がでます。ひどくなってくると吐き気を伴う場合もあり、軽視できない問題です。
コレをするだけで疲れ目予防に!すぐできる対策とは
普段から、目の健康に意識を向け、パソコンやスマホを使用する場合には連続で長時間使用しないなど予防策を行う事が大切です。1時間おきに10分程休憩をするのが理想的です。また、パソコンを使用する際の姿勢や、パソコンまでの距離も重要です。目がパソコンと近すぎないよう、50cm以上の距離をとって使用するようにしましょう。
すぐできる疲れ目対策①眼球体操
パソコンを長時間使って、目が疲れてきたかもしれないと感じたらすぐできる目の体操がオススメです。
パソコンの画面から目を離し、ゆっくり眼球を8の字に動かすだけ。軽く2~3回ほど動かしてみましょう。緊張していた目の筋肉がほぐれます。
すぐできる疲れ目対策②温める
目が疲れた時は、温めると血行がよくなり疲れが取れやすくなります。専用のアイマスクも販売されていますし、お手軽に湿らせた清潔なタオルをレンジで温めても代用できます。とても気持ちよく、リラックス効果も期待できますよ。
食べ物でも疲れ目を予防できる!摂るべき栄養素とは
ここからは、疲れ目が気になる方におすすめの栄養素をご紹介します。
①ビタミンE
ビタミンEは、血行を促進する効果がありますので目の疲労回復を助けてくれます。目のピント調節機能を担っている毛様体筋のコリをほぐしてくれるため、積極的に摂りたい栄養素です。ビタミンEは、ナッツ類やゴマなどに多く含まれています。
②ビタミンA
ビタミンAは、角膜の代謝に関わる栄養素です。また、目とは深い関係がありビタミンAが不足すると、「夜盲症」といって暗い所で見えづらくなったり、視力の低下や目の乾燥も引き起こします。ビタミンAは摂りすぎても排出できないため過剰摂取は禁物ですが、不足しないように心がける事が大切です。ビタミンAは、レバーやうなぎなどに豊富に含まれています。
③ルテイン
ルテインはもともと目の水晶体に存在している成分で、ほうれん草などの野菜から摂取することができます。ルテインは、強力な抗酸化作用を持っていて、ブルーライトや紫外線などから目を守ってくれる働きがあります。
④アントシアニン
アントシアニンは、ポリフェノールの一種でブルーベリーに多く含まれています。ブルーベリーが目に良いといわれるのはこのためです。アントシアニンも強力な抗酸化作用があり、目を光から保護してくれる働きがあります。
簡単レシピ「目の疲れに効く!濃いブルーベリースムージー」
アントシアニンが豊富なブルーベリーをたっぷりと使った、目の疲れが気になる方におすすめしたいスムージーです。とても美味しく、隠し味に入れたレモン汁のおかげでスッキリと飲めるので食欲がない朝にもおすすめです。
まとめ
目の健康は、まず意識するところから始めましょう。無意識に目を使いすぎている方も多いので疲れる前に対策をすることが大切です。1時間おきに休憩を入れたり、疲れたと思ったら目の体操をしてみたり、食事に目の疲れに効く食材を取り入れてみたりと簡単にできることばかりなので、身近なところから始めてみませんか。