夜ご飯作りたくない!お疲れレベル別の対策と時短メニューを伝授

by つじ みかん

仕事や育児で疲れているとき、「夜ご飯、作りたくないなぁ」と誰もが思うのではないでしょうか。家事は終わりのない一生の仕事です。決して無理してはいけません!

この記事では、「献立を考えるのがイヤ!」というレベルから、「ほんとに何もしたくない!」という限界レベルまで、「夜ご飯を作りたくない」という気持ちに沿って対処法を伝授します!料理が苦手でもできる、簡単でおいしい時短メニューのアイディアや、夜ご飯作りを楽にするテクニックもお伝えしますので、ぜひ参考にしてみてください。

夜ご飯を作りたくない理由は?

夜ご飯を作りたくない理由

夜ご飯を作りたくない理由の多くは、以下の4つです。

  • 料理をする時間・気力がない
  • 献立を考えるのが面倒
  • 料理が苦手
  • 子どもが食べてくれない

料理をする時間・気力がない

「くらしHOW研究所」(サンケイリビング新聞グループ)が行った「働くママの日常の買い物・夕食づくりについてのアンケート」によると、平日、夕食づくりにかける時間は「30分~1時間未満」が52%と最多です。仕事や育児で忙しく、夕方に約1時間かけて料理をする時間も気力もないという人が増えています。

献立を考えるのが面倒

毎日同じメニューにならないように工夫したり、栄養バランスを満たす献立を立てるのが難しかったりと、献立を考えるが面倒と感じる人も多いようです。

料理が苦手

料理が苦手な人にとって、夜ご飯を作ることは大きな負担になります。苦手なことは嫌いになりやすいものです。嫌いなことを毎日しなければならないのは苦痛でしかありません。

子どもが食べてくれないから

忙しい中、子どものことを思って作った料理を残されたり、嫌がられたりすると、とても悲しい気持ちになります。そんな経験から、やる気がなくなってしまうこともあるでしょう。


夜ご飯を作りたくないレベル別の対処法

「夜ご飯を作りたくない」と言っても、「作りたくないレベル」は人それぞれです。そこで「夜ご飯を作りたくない気持ちのレベル別」に、対処法とおすすめメニューのアイディアをご紹介します。

  • レベル1:献立を考えるがイヤ!
  • レベル2:簡単なものなら作れるが、時間がない!
  • レベル3:下準備がイヤ!
  • レベル4:チンするだけならやってもいい
  • レベル5:全部イヤ!何もしたくない

レベル1:献立を考えるがイヤ!

「とにかく献立を考えるのがイヤ!」という場合は「献立アプリ」を活用しましょう。栄養バランスのとれた献立を自動で考えてくれる上に、買い物リストも自動作成してくれるので便利です。最近は、近所のスーパーを登録して特売情報を送ってくれるアプリも登場していますので、活用すると節約にもつながります。

また、献立を「ワンパターン化」してしまうのも一つの方法です。今月は月曜日が「中華丼」、火曜日が「肉じゃが」、水曜日は「焼き魚」、木曜日は「カレー」というように、1週間単位でメニューを固定してしまいます。同じ献立を1か月間繰り返し、次の月は別の献立を1か月間繰り返す、という具合です。

筆者の家では、平日はこちらの方法を実践して、「今日の献立どうしよう・・・」と悩むことがなくなり、心理的な負担が激減しました。献立を考えるのは1か月に1回だけで楽ですし、1か月後には変わるので、家族もギリギリ飽きません。

レベル2:簡単なものなら作れるが、時間がない!

「手早く、簡単なものなら調理してもいい」と思える場合は、品数を減らしましょう。「丼」や「鍋」はフライパンや鍋ひとつで作れるので、手間がかからず洗い物も削減できます。また、30分以内で作れるレシピもたくさんあります。料理が苦手でも、市販のめんつゆや、鍋つゆがあれば、冷蔵庫にある野菜や肉、魚を入れるだけの簡単作業です。

また、「時短家電」を活用するのもおすすめです。「圧力鍋」に野菜と肉を放り込んで煮物やカレーを、野菜と肉を重ねて「電子レンジ」でチンすれば簡単な蒸し料理に、そして「ホットプレート」なら、子どもに手伝ってもらって焼きそばを作り、そのままドーンと提供することもできます。時短家電を使った調理は子どもでもお手伝いがしやすく、自分で作ったご飯は美味しく食べてくれることが多いので一石二鳥です。

レベル3:下準備がイヤ!

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「野菜をきったり、調味料を計ったりする下準備がやりたくない」という時が多いなら、「ミールキット」を契約しておくのもおすすめです。ミールキットは、必要な食材や調味料がセットになって届くので、献立を考える手間や、買い物、下準備の手間が省けます。家族用だけでなく、一人暮らし向けや、アレルギーに対応したミールキットもあり、メニューの傾向や予算に合わせて選ぶことができますよ。

レベル4:チンするだけならやってもいい

「疲れ切っていてレンジでチンするのが精一杯」という時が多いなら、余裕のある休日に作り置きをしておいたり、レトルトのカレーや丼もの、魚の煮付けの缶詰、冷凍唐揚げや餃子など、おかずになりそうな食品を常備したりしておきましょう。

また、家事代行サービスを利用した、「料理の作り置き」を利用する手もあります。家政婦さんが1週間分の夕食を1度にまとめて調理し、自宅に冷蔵・冷凍保存してくれるという、まさに神サービス!仕事から帰ったら、それをチンして食べるだけ!家族や子供の好き嫌いにも対応してくれます。ただ、事前登録が必要となり当日すぐの対応は難しいため、前もって予算や口コミを確認して、自分にピッタリの業者とスケジュールを組んでおきましょう。

家事代行サービスを探す

レベル5:全部イヤ!何もしたくない

「疲れすぎていて何もしたくない・・・」という時は、テイクアウトや出前、外食に頼りましょう。もしくは、「ミールキット」を事前に契約しておけば、料理が苦手な家族でも、手順通りに作るだけで美味しいごはんが出来上がるのでおすすめですよ。

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夜ご飯作りを楽にするためのテクニック

誰にでも訪れる「今日は夜ご飯作りたくない!」という気持ちとうまく付き合っていくには、普段からの準備がとても大切です。以下の点を確認・準備しておきましょう。

  • 作る品数を少なくする
  • お気に入りの献立アプリやレシピサイトを見つけておく
  • 時短家電を積極的に使う
  • 作り置きや冷凍食品、レトルトなどを常備しておく
  • カット済みの野菜や下味をつけた肉・魚を購入する
  • 自分や家族に合ったミールキットや、料理代行を見つけておく

作る品数を少なくする

令和の今、「一汁三菜」なんて過去のものです。料理家の土井善晴さんも、ご飯に具沢山の汁物という「一汁一菜」を提案されています。「家族のためにたくさん作らなきゃ」という気持ちは潔く捨てましょう。

お気に入りの献立アプリやレシピサイトを見つけておく

献立アプリは、全自動で献立や買い物リストを作ってくれるので、とても便利です。気に入った献立があったら、「金曜日はこれ」と固定してしまうのも、おすすめです。

時短家電を積極的に使う

持っている時短家電はフル活用しましょう。例えば「圧力鍋」は短時間で煮込み料理やカレーを作れますし、「炊飯器」は炊飯だけでなく、おかゆや蒸し料理なども作ることができます。それぞれの時短家電に特化した書籍もでていますので、読んでどんどん試してみましょう。

作り置きや冷凍食品、レトルトなどを準備しておく

夜ご飯作りを楽にするテクニック

豚汁、シチューなどは2日に分けて食べられる量を作っておいたり、ひじき、ハンバーグなど冷凍できるおかずの場合は多めに作って冷凍したりしておくと、イザという時に役立ちます。

カット済みの野菜や下味をつけた魚・肉を購入する

ゴボウやレンコンなどはカット済のものを買うことで、調理時の面倒が解消され、料理をする気持ちが楽になります。

自分や家族に合ったミールキットや料理代行を見つけておく

ミールキットや料理代行は、事前登録が必要になるため「今日は夜ご飯作りたくない!」と思った当日すぐの利用が難しい場合があります。色々な業者がサービスを行っているため、料金や口コミなどをあらかじめ比較して登録しておきましょう。

夜ご飯作りを楽にするためには、無理をせず、自分の状況や悩みに合わせて準備しておきましょう。


まとめ

今回は「献立を考えるのがイヤ!」から、「何もしたくない!」というところまで、お疲れレベルに沿った対処法と、夜ご飯作りを楽にするテクニックをお伝えしました。

「今日は夜ご飯を作りたくない!」と思う日、誰にでもありますよね。理由はそれぞれですが、総じて疲れがピークに達しているということが考えられます。そんな時は手を抜いたり、休んだりすることも大切です。外食やテイクアウトを利用しても良いですし、その頻度が多いなら「料理代行サービス」を利用した方がお得なケースもあります。今回紹介したテクニックを使って、上手に料理の手を抜きましょう!

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