窓の掃除は年末の大掃除にしかやらないという人は多いのではないでしょうか。広い窓を掃除するのは簡単ではありません。
そこで今回は窓掃除に適した洗剤と掃除に便利なアイテムを紹介します。汚れに合った洗剤を選べば、窓掃除が格段に楽になりますよ。また、新聞紙を使った窓掃除の方法と実際に行った検証結果をまとめたので、月1の簡単お掃除に役立ててくださいね。
窓汚れの原因とは?
ここからは窓が汚れる原因を見ていきましょう。
そもそも窓はどうして汚れるのでしょうか。窓が汚れる原因は、窓の内側、外側、サッシで異なります。
窓の内側
窓の内側が汚れる大きな原因はホコリです。
さらに触ったことによる手垢や喫煙者が家庭にいる場合には、タバコのヤニが原因となることもあります。また、キッチンに近い窓は油汚れが付着しやすいです。
窓の外側
窓の外側は、砂や排気ガス、花粉などが原因で汚れます。雨による水垢が付着することもあり、時期によっては黄砂が気になることもあるでしょう。
窓のサッシ
窓のサッシの汚れは、内側のホコリや外側の砂が結露の水分によって固まってできます。水分を含む汚れであるため、そのままにしておくとカビが発生することもあるでしょう。
場所に合った洗剤を選ぼう!窓掃除に適した洗剤とは?
内側・外側・サッシと場所によって汚れの原因は異なるため、汚れに合った洗剤を選ぶことが大切です。ここからは汚れに適した洗剤を紹介します。
【窓の内側】手垢や油分を落とすならアルカリ性の洗剤がおすすめ
手垢や油分、タバコのヤニやすべて酸性の汚れです。そのため中和して汚れを浮かせるにはアルカリ性の洗剤を使うとよいでしょう。
花王のガラスマジックリンはアルカリ性で窓掃除に最適です。二度拭き不要なので簡単に掃除できるのも嬉しいポイントですね。
【窓の外側】水アカを落とすなら酸性の洗剤がおすすめ
水垢はアルカリ性の汚れなので、酸性の洗剤を使って掃除しましょう。身近なものでいえばクエン酸水がおすすめです。
酸性の窓ガラス用洗剤はあまり販売されておらず種類が限られますが、ガラスクリーナーインビジブルガラスなら窓を傷つけずに汚れをしっかりと落とせます。
【窓のサッシ】サッシを傷めない中性洗剤がおすすめ
窓のサッシを掃除するには中性洗剤がおすすめです。
サッシはアルミニウムでできており、アルカリ性の洗剤を使うと腐食してしまう可能性があります。サッシを傷めずに掃除するには、ウタマロクリーナーのような中性洗剤がぴったりです。
窓掃除をするときに便利な7つのアイテムを解説!
窓掃除をするときにはあらかじめ7つのアイテムを準備しておくと、掃除が楽になります。
- 洗剤
- ゴム手袋
- 雑巾やタオル
- マイクロファイバーの雑巾
- ハケ
- スポンジ
- 綿棒
基本的には雑巾やタオルに洗剤をつけて掃除します。その際に手が荒れてしまわないようにゴム手袋を付けていると安心です。
さらに、雑巾で拭いてもなかなか落ちない汚れにはスポンジを使いましょう。サッシの細かな部分の汚れは、ハケや綿棒を使って取ると簡単です。
また、最後に拭き筋が残らないようにマイクロファイバーで水分をふき取るとキレイに仕上がります。
窓掃除を効率よく行う6つのポイント
窓掃除を効率よく行うには6つのポイントに注意するとよいでしょう。
洗剤を直接窓に吹き付けない
窓に洗剤を直接吹き付けると、洗剤が垂れて跡になってしまうしまうことがあります。
また、洗剤が付かなかった場所ができてしまい、ムラになってしまうことも。洗剤は雑巾やタオルにつけてから拭くようにしましょう。
窓は1枚ずつ掃除する
最初に窓全てに洗剤を吹き付けてから拭くと効率がよさそうですが、実は非効率的です。雑巾に洗剤を付けて拭いて、マイクロファイバーの雑巾で乾拭きするまでをワンセットとして、1枚ずつ掃除しましょう。
洗剤で拭いた後、そのままにしておくと拭き筋が残ってしまいます。乾く前に乾拭きすることが大切です。
外側から順番に掃除する
窓の外側の汚れは見えやすく、掃除しやすいですが、内側の汚れは見にくいことが多いです。そのため、外側を先にキレイにしてから内側を掃除すれば、汚れが見えやすく掃除しやすくなります。
そして最後にサッシの汚れを落とせば効率的に窓掃除ができますよ。
すりガラスを掃除するときは凹凸に注意する
すりガラスは凹凸がある場合があり、雑巾では汚れがうまく落ちないことがあります。
すりガラスを掃除するときには、雑巾の他にブラシを用意し、凹凸の汚れをかきだせるようにしましょう。さらに、洗剤は泡タイプよりも、凹凸に入り込みにくい液体タイプを選ぶのがおすすめです。
乾燥しないように手早く掃除する
洗剤が乾燥してしまうと拭き筋が残ってしまいます。乾燥しないように手早く掃除し、最後に乾拭きすることを忘れないようにしましょう。
曇りの日に掃除する
雨の日は外側の掃除が難しく、晴れの日は窓が乾燥しやすいため、曇りの日に掃除するとよいでしょう。曇りの日なら、ほどよく湿気があり、乾燥しにくいですよ。
新聞紙とぬるま湯だけ!月1の簡単な掃除でキレイをキープ!
窓汚れに適した洗剤を使えば簡単に掃除ができますが「洗剤を用意するのも面倒…」「結局年に1回の掃除になってしまいそう」という人には、新聞紙だけで行う窓掃除がおすすめです。
新聞紙だけなら簡単に掃除できるので、月に1回の掃除も苦になりません。実際に新聞紙だけで行う窓掃除を行ってみました。
用意したのは、ぬるま湯で濡らした新聞紙と乾拭き用の新聞紙、ビニール手袋のみです。
ぬるま湯で濡らした新聞紙はくしゃくしゃにして使います。乾拭き用の新聞紙は折りたたんで拭きやすい大きさにしましょう。
用意したら、濡らした新聞紙で窓を拭いて、すぐに乾拭き用の新聞紙で拭くだけです。
子どもの手の跡や前回窓掃除をした際に残ってしまった拭き筋もなくなりました。雑巾から出る繊維も新聞紙にはないので、仕上がりがキレイです。
拭いた後はすべて捨てるだけなので雑巾で掃除するよりも時間がかからず、簡単でした。ただ、新聞紙を濡らすとインクが手に付きやすいので、ゴム手袋やビニール手袋があると便利です。
用意も片付けも手軽にできる新聞紙を利用した窓掃除なら、月に1回の窓掃除にぴったりですよ。
半年に一度は窓をしっかり掃除しよう!
窓掃除は年に1回程度しかしない人は多いかもしれませんが、半年に一度は窓掃除をするのがおすすめです。さらに、月に1回簡単に掃除しておけば汚れがこびりついたり、溜まったりすることを防げます。
今回紹介した洗剤やアイテム、掃除のポイントを参考に窓をキレイに保ちましょう!
私は、月1回家事代行をお願いしてるわよ。
マメに掃除するなら窓のロボット掃除機もおススメね♪