【掃除洗剤の使い分けチャート】汚れ別で効果のある洗剤を解説!

by ひらおなつき

掃除洗剤にはさまざまな種類があり「どれを選べばいいのか分からない」と悩む方は多いのではないでしょうか。掃除洗剤には大きく分けてアルカリ性・酸性・中性の3種類があり、どのような汚れに強いのか特徴が異なります。掃除を楽にするには掃除洗剤の使い分けが大切です。

汚れに合った掃除洗剤を選ぶと汚れ落ちがよくなります。さらに適切な掃除洗剤だけを用意できるため、種類をムダに増やしてしまうことも減るでしょう。

そこでこの記事では掃除洗剤の使い分けについて解説します。また、中性洗剤で人気のウタマロとホームリセットを実際に使ってみて感じた効果や使い心地の違いをリポートしました。どちらを選べばいいか迷っている人はぜひ参考にしてくださいね。

なぜ掃除洗剤を使い分ける必要がある?汚れに合った洗剤を使うメリット

掃除洗剤を使い分けるメリット

掃除洗剤を使い分けると、汚れを浮かしやすくなり、掃除が簡単になります。面倒な掃除を楽にするには、汚れに合った掃除洗剤選びが大切です。

そもそも汚れの性質は一つではありません。酸性からアルカリ性まで汚れによって性質が異なります。汚れを落とすには、汚れを中和できるように掃除洗剤を使う必要があるのです。

例えば汚れの性質が酸性のときは、アルカリ性の掃除洗剤を使いましょう。すると汚れが中和され、汚れが浮いてくるため汚れがツルンと落ちます。

少しでも掃除を楽にしたいときには、掃除洗剤をうまく使い分けるのがおすすめです。


掃除洗剤を選ぶとき・使うときの2つの注意点

掃除洗剤を選ぶときや使うときには、2つの点に注意する必要があります。間違ってしまうと有毒ガスの発生により、命が危険にさらされることも。

ここからは2つの注意点について見ていきましょう。

危険!アルカリ性と酸性は絶対混ぜない

アルカリ性と酸性は絶対に混ぜない

掃除洗剤を見ると「混ぜるな危険」と書いてあるものがあります。

アルカリ性の掃除洗剤と酸性の掃除洗剤を混ぜてしまうと有毒ガスが発生するからです。

有毒ガスを吸い込むと、気分が悪くなり、最悪の場合死に至ることもあります。

絶対にアルカリ性と酸性を混ぜないように、混ぜるな危険の表記をしっかり確認しましょう。

掃除洗剤によっては使えない場所がある

掃除洗剤によっては使えない場所がある

掃除洗剤はその性質によって、材質を傷つけてしまうことがあります。掃除洗剤と材質の相性を見極めて使い分けましょう。

例えばカビキラーなどのアルカリ性の掃除洗剤をフローリングに使うと、フローリングのワックスが剥がれる原因になってしまいます。材質を傷つけないためにも正しい使い分けが大切です。

掃除洗剤の注意書きを読むと、使えない場所が明記してあります。

注意書きをよく読み、使えない場所は違う洗剤で掃除するようにしましょう。


掃除洗剤の使い分けチャート!汚れに合った最適な洗剤とは?

掃除洗剤は汚れの性質と逆のものを使いましょう。汚れと掃除洗剤を中和させられるようにするのが目的です。そのためには汚れの性質を知り、それに合った掃除洗剤を選ぶ必要があります。

ここからは汚れの性質とそれに合った洗剤を見ていきましょう。

  • キッチンの油汚れ、皮脂汚れ:アルカリ性洗剤(重曹、 バスタブクレンジング、トイレハイターなど)
  • トイレの尿汚れ、お風呂の水垢や石鹸カス:酸性洗剤(クエン酸、トイレのルックなど)
  • テーブルの汚れなど日常の汚れ:中性洗剤(ウタマロ、ホームリセットなど)
汚れに合った掃除洗剤選び

家中の汚れの約8割が酸性と言われています。例えばキッチンの油汚れや皮脂汚れなど、油っぽく感じるものは酸性の汚れです。

酸性の汚れを落とすには、アルカリ性洗剤を使いましょう。キッチンの油汚れにはよく重曹が使われます。

トイレの尿汚れにはトイレのルックなどの酸性洗剤が有効です。さらに水垢に有効なクエン酸はポットや食器洗浄機を洗うときに使えます。

頑固な汚れを落とすことは難しいですが、中性洗剤は毎日のお掃除でぴったりです。何が原因の汚れか分からないときには、まず中性洗剤で掃除するとよいでしょう。

  • 服のシミ抜き(色柄OK)、まな板の除菌、洗濯槽の掃除:酸素系漂白剤(オキシクリーンなど)
  • カビ取り、トイレの黒ずみ:塩素系漂白剤(ブリーチなど)

頑固な汚れがあるときには漂白剤を使いましょう。漂白剤には酸素系と塩素系があります。

酸素系漂白剤は穏やかな効果があり、塩素系漂白剤は強い効果があると覚えておきましょう。塩素系漂白剤は強い分、色柄ものに使うときには注意が必要です。


中性洗剤の人気2種を使い比べ!どっちを買ったほうがいい?

中性洗剤で人気の掃除洗剤といえば、ウタマロとホームリセットです。どちらも中性洗剤で毎日の掃除で利用でき、一家に1本は持っておきたいところ。しかし同じ中性洗剤の2商品にどのような違いがあるのか分からず、選びにくさを感じている人は多いのではないでしょうか。

そこで今回はウタマロとホームリセットを使い比べてみました。使用感と効果の違いを比べてみましょう。

ウタマロとホームリセットを壁に吹きかけてみました。ウタマロの方が香りが強く、ホームリセットは香りはあるものの爽やかで柔らかい香りであるためあまり気になりません。

ウタマロとホームリセットの泡の違い

また、泡はウタマロの方が硬く、あまり垂れませんでした。ホームリセットはシャバっとした泡で水っぽさがあります。泡をとどめて、汚れを浮かせたいときにはウタマロのほうが使いやすいです。

汚れ落ちに大差は感じませんでしたが、香りと泡の硬さには大きな差を感じました。どちらも二度拭きは不要であるものの、ウタマロは泡が硬く、香りが強いため二度拭きしたくなってしまいます。二度拭きしたくない方はホームリセットのほうがよいでしょう。

使える場所もほぼ同じですが、ウタマロにはお風呂もOKとありました。ホームリセットにはお風呂OKの表示がないため、お風呂掃除にも使いたい方はウタマロのほうがよいかもしれません。



まとめ

汚れの種類や頑固さによって掃除洗剤を使い分ければ、掃除を楽にできます。毎日の掃除には中性洗剤が効果的で使いやすいので、一本持っておくことがおすすめです。掃除洗剤の使い分けチャートを参考に上手に使い分けをしてみてくださいね。

掃除のプロがすすめる掃除用品についても是非参考にしたいですね♪
家事代行のプロが認める!おすすめの掃除用品

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