こんにちは、しゅがのです。
今回は「家事代行経験からの自宅の家事の効率化テクニック」についてお話しします。
1本目の記事で、もともと掃除がすごく苦手で、そのスキル向上のために家事代行になったというお話をしましたが、実際、家事代行スタッフになってから私の家の掃除のスキルはしっかり向上したのでしょうか……?
結論から先に言うと、向上しました!!
“◯◯をしながら、△△をする” 効率的に家事を進める方法
家事代行スタッフの仕事をやり始めてから、
“◯◯をしながら、△△をする”
のような、効率的な掃除ができるようになりました。
今までは何も考えずに「ここを綺麗にしよう」のような、行き当たりばったりの掃除だったのですが(やらないよりはマシですもちろん!)、現在は「1時間あるならトイレの掃除に10分、洗面所の掃除に15分、リビングの掃除に25分くらいかければ綺麗になるな」と予測を立てたり、洗面所のカビ取りスプレーの待ち時間の間にトイレの掃除を済ませてしまう、など時間をうまく使うことができるようになりました。
「え、それ普通でしょ?」と思ったアナタ……。
昔の私は、それすらできなかったんです……(汗)
家事代行のお仕事を数多く経験し、お掃除全体のことを考えながら時間をうまく使うことができるようになりました。これは実際に経験しながら培われた感覚だと個人的に思います。何事も経験が一番力になるのだなと感じました。
時間は1日24時間、誰にも平等に与えられています。限りある時間の中で効率的に作業を進めることは、結果的に「自分の時間を増やす」ことなのかもしれません。
掃除の効率化は「敵(汚れ)を知り尽くす!」
時間の使い方の次は、汚れ落としの効率化です。
ゲームでも敵キャラの弱点を知ることで簡単に攻略することができますよね。
これはお掃除でも一緒なんです。
家にある汚れにはいくつか種類があり、除去できる洗剤にも違いがあります。
- 水アカ、汗、皮脂汚れ(中性洗剤で落ちるもの)
- キッチンの油汚れ(アルカリ性洗剤で除去できるもの)
- 結晶化した水アカや、トイレの尿などの汚れ(酸性洗剤で除去できるもの)
- カビなどの菌糸系の汚れ(カビキラーなどの塩素系洗剤で除去できるもの)
汚れの性質を知れば、短い時間で、そしてゴシゴシと力を入れずに汚れを落とすことができるんです。
よくドラッグストアなどの洗剤用品を売っているコーナーには、「窓拭き用洗剤」「床拭き用洗剤」「チッキン油汚れ用洗剤」など、お掃除をする場所によって分類化されていますが、ほとんどは中に含まれている界面活性剤の濃度が違うだけのことがほとんどです。
もちろん私も家事代行のお仕事をする前は、場所によって別々の洗剤を買っていました。
しかし、今の我が家の洗剤はだいぶスッキリとしています。
- 石鹸系濃縮洗剤
- 重曹
- セスキ炭酸ソーダ(お洗濯に使ったり、皮脂汚れや、軽い油汚れが簡単に落ちます)
- クエン酸(トイレの尿はね、お風呂の水アカを落とすのに使います)
- 塩素系カビ取り剤(カビキラーなど)
汚れに対して攻略方法を研究した結果、家の中のお掃除用洗剤はこの5種類のみで構成されています。重曹と塩素系カビ取り剤以外は、空のスプレーボトルに水と混ぜて使っています。
500mlの水に対して、大さじ1杯くらいの割合で水に溶かすだけなので、洗剤の詰め替えを買う頻度が大幅に減りました。
(重曹は水に溶けにくい性質があるので研磨剤としてコンロの焦げとりや、シンク磨きに使ったりしています。)
私の場合は、家事代行の掃除サービスを提供する上で「もっと効率的なお掃除方法はないかな?」と自宅での家事で実験をしている感じです。テレビを見ていると「お掃除の達人」や「お掃除芸人」などの特集をやっていたりして、その技術を家で試してみたり……。
義務感などは一切なく、遊びの延長で楽しみながらやっています。
家事代行のお仕事を始めてから、我が家はさながら「家事代行研究所」のようになっています。
洗剤×便利な掃除道具で効率化ブーストをかける!
洗剤のポテンシャルをさらに引き出してくれるのが、お掃除用具です。
ホームセンターや100円均一のお店などでもたくさんのお掃除の便利グッズがあります。
色々と試してみて「これは良い!」と思ったものをいくつかご紹介したいと思います。
- マイクロファイバークロス
クイックルワイパーなどに取り付けができるサイズのマイクロファイバークロスを私は愛用しています。手のひらに馴染むのはもちろん、床掃除にも力を発揮してくれます。ウェットシートタイプももちろん便利なのですが、マイクロファイバークロスをクイックルワイパーに取り付けて床の拭き掃除をすると、皮脂汚れなどを簡単に落とすことができます。
薄めに溶かしたセスキ炭酸ソーダ水溶液と併用すると汚れ落ちの良さにニヤニヤしてきます。
- 歯ブラシと歯間ブラシ
掃除用具ではないのですが、きっと多くのご家庭で使い古した歯ブラシをお掃除に再利用しているかと思います。歯ブラシは洗面所の排水口のお掃除に。ブラシの毛先が細くなっているものが、汚れを掻き出すのにとても便利です。そして、歯間ブラシもお掃除にとっても役立ちます。歯間ブラシは、歯ブラシでは掻き出しにくいキッチンの生ゴミバスケットの目地のつまりを取るために使用しています。基本的にこの2つを使えば細かいところの汚れは取れるのではないでしょうか。
- スクイージー
お風呂の壁や浴槽を掃除した後、シャワーで流すのですが、水滴汚れを防止するのにスクイージーを使います。家事代行のお仕事では雑巾である程度拭き上げをして換気扇や浴室乾燥機で済ませても良かったりするのですが、スクイージーを使った方が壁面、鏡面の仕上がりが格段に違います。水滴跡もほとんどつかないので、お風呂掃除ではスクイージーを使っています。この道具は慣れるまでに少し時間がかかるのですが、慣れてしまえばびっくりするほど綺麗に仕上げをすることができます!
このようにご紹介した掃除道具と洗剤の掛け合わせをすることで、より簡単に、短時間で家の汚れを落とすことができ、掃除の質がグンと上がるんです。ぜひ今回ご紹介したお掃除道具も使ってみてください! 本当におすすめですよ!
まとめ
というわけで、全3回に渡り、私の家事代行やお掃除にまつわるあれこれをお話しさせていただきました。家事代行のお仕事を始める前は、お掃除に対して苦手意識がずっとあったのですが、家事代行のサービスを通して、お掃除に対しての抵抗感はなくなりました。むしろ経験や知識を深めていけばいくほど面白い世界であることもわかりました。これからも家事代行のお仕事を通じて、ほんの少し人が幸せに生活できるお手伝いができたらなと思っています。